和田アキ子(72)が14日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演し、4月30日に急性心不全のため亡くなった所属事務所「ホリプロ」前会長の小田信吾さんとの思い出を語った。

小田さんは和田や山口百恵さんの育ての親として知られ、「10代でデビューして今までですから。よくしてもらっていて」と感謝。若い頃は歌手前川清と連れだって小田さんの自宅を頻繁に訪れていたといい「(和田が)『ちょっと汚くて狭い家やけど、ここ上がって』と。そうしたら奥様が『じゃあ帰って』と言われて。小田さんが『まあまあ。余計なこと言うんじゃないよ』と」と人柄をしのんだ。

先週金曜日に小田さんと対面を果たしていたことも明かし、「(葬儀は)ご家族だけでというところだったんですけど、お顔だけ。『アッコちゃんだけは』と奥様がおっしゃってくださって」。その場では歴代マネジャーと思い出話をし「弔い酒じゃないけど、話が止まらないんです、みんなで。この時こうだったねと。めちゃくちゃなこともあったんですよ」と苦笑交じりに語った。

対面後の番組となった先週の生放送を振り返り「(先週)土曜日、ラジオするのがとってもつらかったんです。かん口令がひかれていて、会社から発表するまで言ってはいけないと」。芸能ニュースを振り返るコーナーではお笑いコンビ、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの訃報にも触れており「上島君もそうですけど、安らかに、ですね」と涙声で話した。