11人組男性グループJO1が、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟で行う、唯一宇宙空間にさらされた船外の実験スペースを活用した曝露実験プロジェクト「スペースデリバリープロジェクト-RETURN TO EARTH-」の公式アンバサダーに就任することが19日、分かった。

5月25日のセカンドアルバム「KIZUNA」発売を記念し、実験にも参加する。本年度打ち上げ予定のロケットでアルバムジャケットやJO1のロゴ入り金属プレートを運び、約半年間、宇宙空間にさらして色の変化などを観察する。リーダー與那城奨は「今回、僕たちJO1がなんと!宇宙実験プロジェクトに参加することになりました!!」と喜びを語り「僕たちのファーストシングル“PROTOSTAR”から始まり、“STARGAZER”、そして”The STAR”で僕たちが星になれたあの日から、このような貴重な機会に携われること本当にうれしく思っています」とつづった。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、ISSは、地上から約400キロの上空を秒速約7.9キロ(時速約28000キロ)で飛行し、地球を約90分で1周、1日で約16周する。その船外に設置されたプレートが半年間でどのような色に変化するのか。また、地上からも一定の条件がそろえば、上空でISSを確認することができるという。

與那城はファンへ向け「僕たちの思い、そして、僕たちを支えてくれたJAM(JO1ファンの呼称)の思いをのせてこのプロジェクトに参加します」と決意を語り「心の底からワクワク、ドキドキが止まらないプロジェクトになっていますので是非皆さん応援よろしくお願いします!」と呼びかけた。

JO1は今後も公式アンバサダーとして、日本人アーティスト初となる宇宙空間を活用した新しいエンターテインメント領域を創出することに挑戦しながら、このプロジェクトを帰還まで盛り上げていくという。