お笑いタレント、グレート義太夫(63)が22日、都内で行われた糖尿病啓発イベント「歩いて学ぶ糖尿病バーチャルウォークラリー」にゲスト出演し、週3回の人工透析生活について語った。

95年に糖尿病の診断を受け、06年から合併症による腎不全で人工透析を受けている。当初は週2回だったが、現在は週3回、1回5時間のペースという。

食生活が不規則になりがちな芸能界での日々や仕事内容を振り返り、「糖尿病になったのは仕方がないが、その後の付き合い方が悪く、腎不全という次のステージに行ってしまったことを後悔している。悪い患者の見本」と苦笑いした。

たけし軍団の師匠、ビートたけし(75)に報告した際、「『芸名変えなきゃいけねえな。夏目透析というのはどうだ』と言われた。初めて断った」と爆笑し、「もしかしたら、グレート義太夫で皆さんにお会いするのはきょうが最後かもしれない」と笑わせた。

イベントでは、運動の重要性を訴え、ウオーキングに励んでいる近況も語った。時間のある時に5キロくらい歩いているという。糖尿病の人や予備軍に対し「うまく付き合っていけば長い間普通の人と変わらない生活ができると思うので、運動を大切に」と訴えた。