女優今田美桜(25)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(水曜午後10時)の第7話が25日に放送され、平均世帯視聴率が7・0%(関東地区、速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・5%だった。

ここまで第1話の平均世帯視聴率は8・5%、第2話は8・1%、第3話は7・9%、第4話は7・3%、第5話が7・2%、第6話は7・0%と推移している。

同作は深見じゅん氏の人気少女コミックを、30年ぶりに再ドラマ化。大手IT企業を舞台に、今田演じる型破りな新入社員の田中麻理鈴(マリリン)が、江口のりこ(41)演じる先輩社員から助言を受けつつ、がむしゃらに出世の階段を駆け上がっていく物語。

第7話では、「オウミ」の社長が倒れた。次期社長候補と目されているのは、実績的に文句なしの専務・島田(小木茂光)と、社長の息子の伝弥(野間口徹)。島田から女性管理職を5割に増やす計画、通称「JK5」の内諾を受けた峰岸(江口のりこ)は、これを機に一気に「オウミ」が変わると期待を寄せていた。

そんな中、麻理鈴は、会社の10年後を考える伝弥主導の「未来プロジェクト」に応募。“伝弥派”だと思われたら厄介だと小野(鈴木伸之)は心配するが、人望も過去の実績もない伝弥のプロジェクトに参加する人材は少なく…。

山瀬(高橋文哉)の集めた情報をもとに社内の派閥について学ぶことになった麻理鈴は、島田派と伝弥派で揺れている取締役がいることを知り、伝弥の誕生日にBBQパーティーを企画。島田派の命令でスパイとしてプロジェクトに参加した根津(北乃きい)は、伝弥のパワハラやセクハラの証拠を作る絶好のチャンスだとわなを仕掛けようとする。麻理鈴も張り切ってBBQの準備を進めるが、峰岸は島田にもパーティーを行うよう進言し…。