柄本佑(35)が28日、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「犬王」初日舞台あいさつ(湯浅政明監督)で最近、熱狂していることを聞かれ「強いて挙げるならば、だしを取る」と力を込めた。

柄本は「みそ汁をはじめに麺つゆ、そばつゆみたいなの。だしでカレーを作ったり煮込み…麺つゆみたいなのを、お米にかけると、メチャメチャうまくて」と、とうとうと語った。森山未來(37)から「それ(麺つゆみたいなのを、お米にかけるのが)うまいよね」と同意されると、柄本は「辛めに作ったりとか、調整できるのがハマっている」と、さらに力がこもった。

すると、湯浅政明監督まで「1度に、たくさん作るんですか?」と、映画に全く関係のない“だしトーク”に突入。柄本は「だしを取るって、心が休まっていい時間」と笑顔で返した。

さらに、同監督から「僕も一時、だしをやっていた。鍋はずんどう? 1番だし、2番だしとか、取ってますか?」と突っ込まれると、柄本は「ずんどうではないです。1番だし、2番だし…そこまでは」と苦笑した。

柄本は劇中で、足利義満を演じた。役どころについて聞かれると「足利ですから…何考えながらやってたかな? 雅な感じと、それ以外の、ひりつかせたところを考えながらやっていたかな」と答えた。足利義満に共感したポイントは? と聞かれると「そうですねぇ~顔が、ちょっと似てるなって。僕が演じるしか、ないかなって思いました」と笑った。