米歌手ジャスティン・ビーバー(28)が、ラムゼイハント症候群を患い、顔面の右側半分がまひしていることを告白した。

10日にインスタグラムに動画を投稿したビーバーは、ウイルスが耳と顔の神経を攻撃するラムゼイハント症候群のせいで顔面の右半分がまひして笑うこともまばたきもできない状態であると明かし、非常に深刻な状態であるため現在敢行中のワールドツアーの公演を延期すると発表した。

米メディアによると、同症候群は帯状疱疹(ほうしん)が片方の耳の近くに位置する顔面の神経に影響を及ぼすもので、顔面のまひのほか痛みを伴う発疹や影響を受けた方の耳の聴力が失われることもあるという。「今は休んでリラックスし、100%の状態に戻すことに努める」と述べ、顔のエクササイズなどを行っているとコメント。回復にはどのくらい時間が必要なのかは分からないとしつつも、「希望を持っているし、神を信じている」と語り、再びステージに戻ってくることを約束した。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)