タレントのヒロミ(57)が14日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)に出演し、自身に更年期障害の症状があることを明かし、「男性にも絶対ある」と注意を呼びかけた。

番組では、男性でも更年期障害のリスクがあるとの特集で、「40代の6人に1人」との統計もあると紹介。ヒロミは「50歳過ぎてくらいにどうしたんだろうなっていうのがあって病院に行った」と話し、加藤浩次から「薬は飲んでいる?」と問われて「今でも飲んでます。(症状は)改善されていると思っています」と説明。「女性のものと思っているかもしれないけど、男性にも絶対ある」と話した。

ヒロミは自身の症状について「不安とか、ほてりとか動悸(どうき)とか」と切り出し「僕はテレビに出るのに緊張しないんですよ。緊張しないのに、ある時から、あれ、と不安に思うんですよ、漠然と。あれ、本番大丈夫かなとか、立ってられるかな、とか。意味が分からないんだけど、変な不安。原因はないんだけど。(普段は)汗もあまりかかないんですよ、でも発汗したり。普通にしているのに息苦しいな、とかネクタイ緩めたり。空気が入ってくるのが少ない気がするなとか」と告白した。

通院については、「ママに相談して、ママ病院通なんで、これ病院行った方がいいね、って」と、妻の松本伊代の助言があったことも明かした。

更年期障害は性ホルモンの分泌量減少などで起こるとされ、原因は加齢やストレスなどさまざま。一般的には女性の発症が多いとされている。症状も、めまいや倦怠(けんたい)感、関節の痛みなど、個々で分かれる。