コンビ結成50周年で古希を迎えるザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)と、ミュージシャンとしてツアーを行う大平サブロー(66)が22日、大阪市内で合同会見を行った。

吉本興業創業110周年感謝祭として「古希記念公演ツアー」を行うザ・ぼんちと、同じく110周年感謝祭「サブロックフェスティバル2022~2023」を行うサブロー。両者は同じタイヘイトリオ一門の兄弟弟子。

「舞台を見ていただいて、少しの時間でも現実を忘れてもらえたら。お客さんに楽しんでくれることが僕の幸せ」と語るおさむ(69)に対し、まさと(70)も「ぼんちとして体が動く限りは頑張りたい。こんな元気な70歳もいてるんやーと感じてほしい」と笑顔を見せた。

サブローは10年前に始めたギターと歌を生かし、エンターテイナーとしてお笑い&音楽でフル回転。「毎日ギターの練習を重ねています。66歳になりますが『おっさん、頑張っとるやないか』と楽しんでほしい」と元気をアピールした。

ともに1980年代の漫才ブームの生き証人。当時を振り返って、山梨県甲府と静岡県御前崎で「ザ・ぼんちショー」を会社がダブルブッキングした思い出話に花を咲かせた。

「御前崎で、いつまで待っても(ザ・ぼんちが)来ないので僕らが必死で1時間半つなぎました。『まだですか?』『もうちょっと延ばせ』の繰り返しで、話すことがなくなって、最後はお客さんを1人ずつステージに上げて、インタビューまでやったんです」

こう笑って振り返ったサブローに向かい、おさむとまさとは改めて「あの時はすまんかった」と一礼。その時間、ぼんちの2人は甲府からヘリコプターで移動中だったという。

▼ザ・ぼんち古希記念公演ツアー ダイヤモンドは砕けない

▽7月29日愛知県御園座▽9月4日滋賀県日野町町民会館わたむきホール虹▽11月25日東京よしもと有楽町シアター▽2023年1月28日よしもと福岡大和証券CONNECT劇場

▼サブロックフェスティバル2022~2023

▽7月3日奈良TEN TEN CAFE▽9月30日大阪OSAKA MUSE▽10月30日京都ホテルオークラ(ディナーショー)▽12月17日滋賀県U☆STONE▽23年2月24日神戸チキンジョージ▽3月26日リーガロイヤル大阪(ディナーショー)