靴の製作を一度休止することを発表した靴職人で歌手・画家としても活動する花田優一が26日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演した。

番組で同件について「ネットニュースでいろいろ言われちゃったんですけど、辞めるとはいっていなくて。靴職人は続けていくんですが、お客様に注文受けて、作っていく日々って時間と労力すごくかかるので、一度受注を止めて、勉強したり研究したり、人生の土台を盤石にするために、新しいビジネスに挑戦したりする時間に費やしたりしようかなと」と説明。「業界自体も衰退の一途で。ただ靴を作り続けていくだけだとあと数年で絶滅してしまう」と危機感を示した。

「いろんな刺激がある方が、飽き性なんで」と自身の性格を語り、「マスコミの方のバッドイメージによって、何かをやっていると靴も作らないで、あれやりやがってってなっちゃうので、一度休止しますということで、自由に他のことじゃなくて、勉強のこととか(やりたい)」とした。

花田は、21日にインスタグラムで「自分の人生と向き合い、何を証明すべきなのかと試行錯誤する中で2022年でお客様からのご注文を受け、靴を製作するという日々を一度、休止させていただくことに致しました」と報告した。

「ご興味のない方々にとっては、知らねーよ、と言うことだとは思いますが…ありがたいことに、たくさんの方々にお問い合わせを頂く毎日の中で、失礼ながらこちらに上げさせて頂きます」と説明。

続けて「まず、既にご注文頂いているお客様、今年中にご注文頂いたお客様の靴は、もちろん今までと変わらず、丹精込めて製作して参ります。今後は、<1>靴職人としての技術的向上、精神的向上、より一層ののため、靴作りの修行環境の変化 <2>本来自分が目指してきた理想郷を作り出すための、新ビジネスへの挑戦 <3>自分自身の表現の幅と深みへの、追求と研究 お客様への靴作りをさせていただける日々を、一度休止させて頂く上で、自分自身への新たな修行の日々へと変えていこうと思います」などとつづっていた。