男女4人組バンド、SEKAI NO OWARIのメンバーSaori(35)が5日、インスタグラムのストーリーズを更新。男女平等への思いをつづり、参院選(10日投開票)に向け「もっと女性議員が増えて欲しい」と願った。

Saoriは「いつもバンドメンバーと色んな話をします。特に男女平等の問題については、時々喧嘩になるほど話し合ってきました」と書き出し、「例えば性的同意年齢の引き上げ、緊急避妊薬を薬局で売ること、選択的夫婦別姓について、性教育を何歳からするか、はどめ教育について、日本女性の議員数の少なさについて、中絶する時の夫の同意について…」と、社会的にも関心が高いテーマを挙げ、「私は彼らと話しながら、男性が受けてきた教育や風潮を知って、怒りではないエネルギーで言葉を選ぶようになりました」と、話し合いによって男性側の意見や考えなどを知り、自身の思いにも変化があったとした。

Saoriは2017年の年末に第1子となる長男を出産。産休を取り、同年末の「レコード大賞」や「NHK紅白歌合戦」は出演を見合わせるなどした。「彼らは、女性の状況に対して理解しようと努力し、妊娠・出産しながら働く私に対しても公平であろうと努めてくれました。もしそうでなければ、バンドを続けられたかどうか分からないと、よく考えます」とした。

自身は男性メンバーの理解を得られたが、果たして社会一般における女性たちはどうか。「2022参議院選挙。私は、もっと女性議員が増えて欲しいなと」とSaori。「男性議員と女性議員が公平に話し合って、これからの未来を作ってほしいです」と訴えた。