【バンコク2日=大友陽平】EXILE HIRO(53)が、市内の商業施設「サイアム・パラゴン」で行われた日本タイ修好135周年「バンコク日本博2022」のオープニングセレモニーに出席した。コロナ禍で止まっていたLDHの海外展開も、ついに本格再始動。アジアのZ世代にとってエンターテインメントのホットスポットとなっている東南アジアでの新たな挑戦に「人生に無駄なことはないと結果で証明したい」と意気込みを新たにした。

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湿度80%以上の蒸し暑さを吹き飛ばすほどの会場の熱気に、HIROも自然と笑顔になった。「サワディークラップ(こんにちは)、EXILE HIROです!!」。5月にパートナーシップを締結したタイの音楽レーベル「HIGH CLOUD ENTERTAINMENT」を率いる人気ラッパーのF.HEROとあいさつすると、大きな拍手で熱烈歓迎された。

世界の音楽業界でも、ネット世代の人口が一番多いアジアのZ世代攻略は、成功への道しるべ。中でも勢いがある都市の1つがバンコクだ。コロナ禍で止まったLDHの海外展開が、再び動きだすことにもなり「コロナがあったからこそ新たな出会いもあって、今日に至っている。全てが無駄ではないし、人生に無駄がないということを、結果で証明したい」と意気込んだ。

HIROにとっても、コロナ禍以降では初めての海外でのイベント出演で、タイを訪れるのはZOO時代以来という。現在は、リモートでコミュニケーションをとることも容易な時代だが「ロードマップは準備できても、現地に来ればそれが確信に変わりますし、動き方も分かりますし、スケールも大きくしていけます」と大きな刺激も受けた。

先月末から、EXILE TRIBE(一族)のBALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERが半年間、現地で武者修行を行うとともに、今後はタイのアーティストとのコラボなどを行って、まずは各グループでの単独ライブ開催を目指す。F.HEROも「すごく可能性がある」と太鼓判。アジアから世界へ。タイから、その1歩を踏み出す。

○…「日本博」の会場内では、現地のLDHファン有志がブース展開していた。17年にEXILE THE SECONDらがフェスに出演したことからコミュニティーができたといい、代表のBUMさんは、武者修行を行う2グループにも「活躍が楽しみです!」。HIROも「僕が踊っている時代から応援してくれている人もいるみたいで、うれしいです」。

○…オープニングセレモニーには、バンコクを拠点とするBNK48大久保美織(23)が、STAMPとテーマ曲「未来を描いて」をデュエットし、会場を盛り上げた。