NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第32話が15日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、貴司(赤楚衛二)は会社を辞め失踪していた。その知らせを聞いた舞(福原遥)は貴司へ電話をするがつながらない。舞は久留美(山下美月)と古本屋・デラシネへ向かうが、デラシネは閉店廃業していた。舞は貴司の異変になんとなく気づいてはいたが、自分のことに頭がいっぱいで気遣えなかった自分を責める。貴司の母・雪乃(くわばたりえ)は貴司の勤めていた会社へ話を聞きに行ったが、何も分からずじまいで帰ってくる。

そんな中、貴司から舞に連絡があり、五島にいることを伝える。舞と久留美は五島に行く。子どもの頃、舞が貴司にはがきを送ったことがあり、その風景は五島にある大瀬埼灯台だった。舞と久留美が灯台にたどり着くと、貴司がそこにいた。

この日のあさイチのゲストは貴司の母・雪乃役のくわばたりえと、お笑いタレント横澤夏子だった。博多大吉は「僕は貴司君以上に今朝のゲストが心配なんですよ」と紹介。「今日も号泣しているから、あれ~と。8時12分ぐらいから」と話した。横澤はすでに泣いている状態だった。横澤は「お母さんのことを思うと、不安だったんだろうなと思って」と振り返った。大吉が「今日は朝ドラ受けでくわばたさんといろいろしゃべろうと思ったけど、横でまたなっちゃんが」と明かした。横澤は、雪乃が舞に持たせてくれた「おにぎりがおいしそうだったし…」と涙声で語った。くわばたは「びっくりしますよ。ずっと泣いてるから」と驚いていた。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。