世界最高峰の音楽の祭典、第65回グラミー賞のノミネートが15日に発表され、米歌手ビヨンセ(41)が主要3部門を含む最多9部門で候補入りを果たした。続いてケンドリック・ラマーが8部門、アデルとブランディ・カーライルが7部門、ハリー・スタイルズが主要3部門を含む6部門で候補となった。

女性アーティストとして最多受賞記録を持つビヨンセは、今回の9部門での候補入りを受け、通算ノミネート回数でも夫のジェイ・Zと並ぶグラミー史上最多の88ノミネートを記録した。

また、BTSは、英ロックバンドのコールドプレイとコラボした「My Universe」で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞、「Yet To Come」で最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネートされた。3年連続3回目の候補入りで、初受賞なるか注目される。

今年の授賞式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で会場をラスベガスに移して行われたが、再びロサンゼルスに戻り、クリプトドットコム・アリーナ(旧ステープルズ・センター)で来年2月5日に授賞式が開催される。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)