舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が上演中の東京・赤坂ACTシアター前に「赤坂 ハリー・ポッターと呪いの子ツリー」が設置され25日、ハリー役の石丸幹二(57)と向井理(40)が点灯式を行った。2人が魔法をかけると、11メートルを超えるモミの木のツリーに色とりどりの電飾が点灯した。

向井は「こんなに大きなツリーを見るのは初めて。舞台の世界観を踏襲してくれてありがたいですね」、石丸も「劇中に出てくる時計も飾られて、触れると別の瞬間に行けそうですね」と話した。

ロングラン中の舞台について、石丸は「長い間稽古を積んできましたが、お客さまの前で上演することで刺激を受け、若い世代は進歩を遂げています。大人チームもその刺激を受け、新たな表現を繰り出し、舞台は日々変化しています」、向井も「ハードルが高い作品で、共演者とともにクリアしていく感じで、戦友になっています」。

来年6月以降の公演も決まり、向井の最終出演日は来年5月31日、石丸は7月中旬に決定した。ロングラン上演について、石丸は「体力維持、体のメンテナンスが大事です。楽屋にアイスバスを持ち込み、クールダウンしています。あと睡眠も大切です」、向井は「とにかくハードな舞台で、キャスト、スタッフも走り回り、稽古中に体重が減ったので、とにかく食べています。スタミナをつけないと声も出ないので」と語った。