女優吉田美佳子(23)が28日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた出演映画「桜色の風が咲く」(松本准平監督)のスペシャルトークショーに出席し、撮影時の思い出などを語った。

18歳までに視力と聴力の両方を失った福島智氏の実話をもとに、その母、令子らとの奮闘を描く人間物語。主人公の令子を女優小雪が演じた。吉田は福島氏の特別支援学校時代の同級生役で出演。約1週間の猛練習を積んだという指点字のほか、歌やピアノを実演する場面もあり、「幅広い年代の方にいろんなメッセージが届く映画です」とPRした。

吉田演じる増田真奈美役は福島氏の初恋の相手だったというエピソードも披露し「(モデルとなった)ご本人にお会いして、好きになっちゃうよなと思いました。せりふも見てもらって、(より作品に合うよう)変えてもらったりもしました」と明かした。

松本監督は吉田について「みずみずしさがほしいと思ってオファーさせて頂きました」と語り「素晴らしい演技でした」と振り返った。吉田は数日前にも劇場を訪れて実母と作品を鑑賞したといい「小学生の女の子の知り合いからも泣いてしまったと連絡を受けて、見に行った時は母も感動してくれました。ぜひ好きな方、大事な方を誘って何回でも足を運んでほしい作品です。よろしくお願いします」と語った。

トークショーには特別支援学校の同級生役として共演した田中偉登、山崎竜太郎も出席した。