新人俳優の黒崎煌代(くろさき・こうだい、20)が、今秋スタートする次々期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で俳優デビューすることが14日、決まった。演じるのは、趣里(32)演じるヒロイン花田鈴子の弟・六郎役という、異例の大抜てきとなった。

黒崎は、オーディションで300人以上の応募の中から選ばれ、六郎役を勝ち取った。「花田六郎を演じられることを光栄に思います。そうそうたる方々に囲まれながら朝ドラに関わらせていただくというのは、幸せ極まりない一方、身の引き締まり方が極限に達しそうです」と、緊張感をあらわにした。

黒崎は、大手芸能事務所レプロエンタテイメントが30周年企画として21年11月に募集を開始し、22年に実施した役者特化のオーディション「主役オーディション」に応募。全くの素人だった上、同オーディションは対象年齢が14~29歳で演技経験は不問と、新人を求める趣旨ではなかったが、応募した約5000人の中から合格を勝ち取り、芸能界入りした新人だ。

「ブギウギ」で演じる六郎は、鈴子の3歳下の弟で、ちょっとボーッとしたところがあるマイペースな性格で、拾ってきた亀をペットにしていて、いつも一緒にいる、という役どころだ。黒崎は「六郎は動物が大好きで、ピュアで真っすぐな心を持つヒロインの弟です。六郎として愛と笑いにあふれる温かい家族の一員になれることに深く感謝し、皆様とワクワクを共有できるよう努めてまいります! よろしくお願いいたします!」と、初々しくコメントした。

福岡利武制作統括は「鈴子の弟はオーディションで決定しました。300人以上の方に参加いただいた中で、黒崎煌代さんの持つピュアな雰囲気に引かれました。マイペースだけど優しい鈴子の弟になると思います。秋からの放送を楽しみにお待ち下さい!」と起用理由を説明し、期待を寄せた。

◆黒崎煌代(くろさき・こうだい)2002年(平14)4月19日、兵庫県生まれ。22年に開催された役者特化のオーディション「レプロエンタテインメント30周年企画 主役オーディション」に応募。芸能活動や芝居経験が全くないながらも、5カ月間に及ぶ選考過程の中で、個性豊かなキャラクターと芝居力を発揮。約5000人の中から見事、合格して芸能界入り。趣味は映画鑑賞と、映画を見て脚本を書き起こすこと。特技はドッジボールとスキー。174センチ。