テレビの情報番組のコメンテーターとして知られる石原結實(ゆうみ)医師(74)が18日、「65歳からは、空腹が最高の薬です」(PHP新書)を出版した。

40年以上にわたって食べ過ぎに警鐘を鳴らしてきた石原医師は、筋肉の衰えが顕著になる“前期高齢者”と言われ始める、65歳からを対象に無理なく実践できる「空腹健康法」を指南。小食こそが、糖尿病、認知症、がんなどの病気を防ぎ“健康寿命”を延ばすと説いている。

石原医師は日本テレビ系「午後は◯◯おもいッきりテレビ」にレギュラー出演して“健康の達人”の異名を持つ。「テレビ界の大御所たちは『1日1食』だった!」と、作曲家三枝成彰氏(80)やタモリ(77)水谷豊(70)といった大物タレントの小食ぶりも紹介。1985年(昭60)には、静岡・伊豆高原にニンジンジュース断食・玄米食・温泉等で健康を増進する保養所「ヒポクラティック・サナトリウム」を設立した。

「現在、多くの人は1日3回食事をとっている。しかし本来、人類は飢餓で絶滅しないために小食で生き残れるよう進化してきた。当然、過食に対する進化は未発達で肥満になりやすいため糖尿病やがん、高脂血症などの病気を引き寄せてしまう。1日のうち数回、最低1回は空腹の時間をつくることがお金もかからず、準備も不要。特に年金受給が始まり、高齢者と言われる65歳からが重要だと私は確信しています」と話している。