乃木坂46最後の1期生、秋元真夏(29)の卒業コンサートが26日、横浜アリーナで行われた。秋元は、後任キャプテンの3期生梅澤美波(24)にサプライズで手紙を寄せた。

手紙の全文は以下の通り。

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ウメへ。まずは、今まで本当にありがとうございました。副キャプテンになってからはもちろんだけど、感謝の気持ちを伝えたいのは、ウメたち3期生が入ってきたばかりの頃です。たくさんの先輩がいる中、失礼がないようにと若いメンバーたちに礼儀を教えてくれていたり、本来ならばまだ自分のことでいっぱいいっぱいのはずなのに、今の頼もしい3期生の姿があるのは、加入当初から土台を築いてくれたウメのおかげなんだろうなと、振り返るとすごく感じます。

言葉にするのがすごく難しいんだけど、多分ウメは周りからあまり手のかからないメンバーだと思われているからこそ、すこし後回しにされることがあったり、安心感からちょっと大変なことでも任せたらどうにかやってくれるだろうと期待されやすいと思う。だからこそ、きっとさらに気持ちの整理が難しい時も来ると思う。でも、キャプテンだからああしなきゃこうしなきゃと思いすぎなくて大丈夫です。

ウメ自身が持っている性格と土台がある時点で、きっとはたから見たら十分すぎるくらいやってくれているし、ちょっとのことでは、その信頼は崩れません。メンバーにもたくさん頼っていいし、何より、卒業したのに相談するのは申し訳ないと思ったりせずに、私にも気軽に分からないことは聞いてくれて大丈夫です。もしもそこに気を使ったら、そこで初めてウメを怒ります。

キャプテンという立場に「無理をしないでね」なんていう言葉をかけられても、それ自体が無理なことだとよく知っているから、つらくなったら少し先の未来を見据えたり、深呼吸して弱音を吐き出してね。私が大変な時、何度も助けてくれた感謝の気持ちはいくら伝えても伝えきれないけど、この先何があっても私は一生ウメの味方です。

そしてメンバーのみんなにも最後の、乃木坂人生最後のお願いがあります。キャプテンにはどうしても踏ん張らなきゃいけない時があります。だから、ウメのことを絶対に全力で支えてあげてください。つらい時はそばにいて寄り添ってあげてください。これが最後のお願いです。

今まで本当にみんなありがとう。こんなに尊敬できる後輩に出会えて、私は幸せでした。

2代目キャプテン秋元真夏より