俳優高知東生(58)が8日、都内で行われた依存症の理解を深めるための「トーク&音楽ライブ みんなで考えよう依存症のこと」(厚生労働省主催)に出演した。

2016年(平28)に覚醒剤と大麻所持の容疑で逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けた。

高知は薬物依存症からの回復について「留置場を出てすぐに松田先生の所に行った」と、一緒に出演した松田俊彦国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長のもとへと通い出したことを振り返った。

そして「2年たったところで、先を行く回復者に出合って『著名人の自助グループを作ってはどうか』と提案された。初めは正直、心半分は弱みをさらけ出す人を見て『一緒にするな』と思った。でも、回を重ねることで『俺、1人じゃない』と思って、自分のことを話し始めたら楽になった」と振り返った。

現在の状態について「メチャメチャ楽だし、こんなに生きやすいとは。過去に自分は、どんだけつくろって、カッコつけてたんだと思う。周りも、そんな人ばっかりだった。正直にSOSを信じられる人に出すことが出来る。自分1人じゃ出来ない。理解してくれる仲間がいるのはうれしい。『SOSを言え。必ず近くに仲間がいる』ということを、ずっと伝えていきたい」と話した。

他にバッドボーイズ佐田正樹、ゴスペラーズ、町田康、橋爪遼、元NHKアナウンサー塚本堅一、杉田あきひろ、つのだりょうこ、ギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子会長が出演した。