直木賞作家今村翔吾氏(38)が11日、大阪・関西大梅田キャンパス「KANDAI MeRISE」ホールでトークショー「時代小説の魅力について語る」に出演した。仲がいいロックバンドUNICORNのドラマー川西幸一(63)と語り合った。

今村氏は20代の時にダンスインストラクターとして働いていた。元ファンから「最近は踊らないのですか」という質問をされて、右足アキレス腱(けん)断裂と両目網膜剥離の大病を患っていたことを明かした。

「2013年の右足アキレス腱の断裂は疲労がたまっていて…。翌年にはある日突然、両目の網膜剥離。まさに目の前が真っ暗になりました」と振り返った。アキレス腱断裂は1日に15ステージをこなした翌日で、2カ月間入院して1年間リハビリを続けた。網膜剥離は3カ月間入院したという。

今村氏は2015年(平27)10月から滋賀県守山市の埋蔵文化財センターで働きながら執筆活動をスタート。昨年1月に時代小説「塞王の楯」で第166回直木賞を受賞したが、その前に大病との戦いがあった。