JO1白岩瑠姫(25)と女優久間田琳加(22)が9月公開の映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(酒井麻衣監督)でダブル主演を務めることが12日、わかった。

高校生の恋愛模様を描く累計発行部数30万部超えの同名人気小説原作。白岩は映画初主演で、マスクが手放せない“マスク依存症”な女子高生役を演じる久間田とひかれ合う「純度100%のラブストーリー」を展開する。

小説サイト「野いちご」連載時から10代女性を中心に高い人気を博した話題作。白岩は絵が得意な久間田のクラスメート役でJO1としても初の映画主演。実際に絵を描くシーンもあり、喜びと不安から「感情が忙しかった」と振り返り「皆で一緒に作り上げた作品。『夜きみ』をたくさんの方に愛してほしい」とした。

久間田はマスクで顔を隠し、周囲をうかがいながら、なかなか本音を言えない優等生という難しい役どころに挑戦。コロナ禍前の作品ながら現代にも通じる点が酒井監督らに注目されて映画化に至った背景もあり「マスク習慣が広まった今では、さらにいろいろな見方ができる作品です。どの世代の方が観てもときめく要素がちりばめられています。演じていて心地いいと思う瞬間が何度もあったので、スクリーンを通して伝わったらうれしいです」とコメントした。