フジテレビが26日に、千鳥の大悟(42)ノブ(43)がMCを務める予想対決バラエティー「千鳥の鬼レンチャン3時間SP」(日曜午後7時)を放送する。

人気曲のサビだけを、一音も外さずに10曲連続で歌い切れたら賞金100万円を獲得できる人気コーナー「サビだけカラオケ」に挑戦するのは、丘みどり、松浦航大、Mr.シャチホコ、ROYALcomfortのKAY-I、日向坂46富田鈴花、りんごちゃんら各界の歌の実力者たち。果たして、今回“鬼レンチャン”達成者は現れるのか?

丘は、番組出場のたびに必ずやじを飛ばしてくる因縁の天敵・かまいたち山内健司を見返すべく、リベンジ参戦。過去に「鬼ハードモード」に2回挑戦してきた実力者は、これまでにない意気込みを語る。「鬼ハードモード」をクリアすれば、山内が「サビだけカラオケ」に出場するという約束の中、1回目の挑戦では、無念の9レンチャンで失敗。続く2回目は、まさかの5レンチャンに終わり、山内も思わず「イェアー!」とスタジオで特大のガッツポーズを見せた。前回の山内の発言に「めっちゃ腹立った!」と怒りをあらわにした丘は「鬼レンチャンは、賞金をもらう番組ではなく、山内を倒す番組!」と宣戦布告。今回、並々ならぬ覚悟で挑む丘は、果たして、鬼ハードモードをクリアできるのか。

また、アイドル初の鬼レンチャン達成を目指して、富田はこれまで2度挑戦してきた。前回の失敗の際はステージ上で涙を流し、「放送後、1週間以上引きずった」というが、三度目の正直となるか。

また、これまでものまねタレントとしての実力を遺憾なく発揮してきた、りんごちゃんが参戦する。前回は、挑戦する全曲を扮装(ふんそう)モノマネで挑むも、5レンチャンで失敗。それでも放送後には、営業イベントが劇的に増加したといい、ものまね動画がTikTokで700万再生されるなど、プチブレークを果たしたという。今回も全曲、扮装モノマネで、鬼レンチャン達成を目指す。

さらに、歌手木山裕策のものまねで鬼レンチャンに参戦し、“もっと木山”としてプチブレークを果たしたMr.シャチホコも登場。前回“細魚”こと木山裕策本人に、レンチャン数で負けたことを受け、“もっと木山”を封印することに。“もっと木山”を封印したシャチホコは、果たして、木山以外のモノマネで爪痕を残せるのか。「過去一番練習しました!」と語るシャチホコが、今回、背水の陣に挑む。

そして、前回、その圧倒的な歌唱力で、初挑戦にして、見事、鬼レンチャンを達成したモノマネ界の新星・松浦航大が再降臨する。その衝撃的なデビューとは裏腹に、前回出演の反響に、松浦は不満があるという。実は前回せっかく鬼レンチャンを達成したのにもかかわらず、同じ回で、ものまね界の先輩・ほいけんたが特異な歌い方で大バズりし、結果いいところを全部、ほいけんたに持っていかれてしまったという。しまいには、大悟から“ほい航大”という、謎の屋号まで言い渡された松浦は、今回、ほいけんたより記憶に残すためにも鬼ハードモードクリアという圧倒的な“記録”に挑む。

関西を中心に結成15年を迎える実力派HIPHOP3人組ROYALcomfortのKAY-Iもリベンジ参戦。前回の初出場では、かまいたちの推薦枠として挑戦するも緊張のあまり結果を残せなかったが、今回、かまいたちへの感謝を胸に、リベンジを誓う。

今回、見事“鬼レンチャン達成”を成し遂げる人物は現れるのか? 手に汗握るチャレンジの行方と、スタジオでの熾烈(しれつ)な予想合戦から目が離せない。