女優菊地凛子(42)が24日、都内で、映像企画とクリエイターを発掘し、映画製作までをサポートする「TSUTAYA CREATORS‘ PROGRAM FILM 2022」授賞式にスペシャルプレゼンターとして登壇した。

19年に脚本部門の審査員特別賞を受賞した作品が、映画「658km、陽子の旅」(熊切和嘉監督)として7月28日に公開。主演を務める菊地は「このプログラムからこれまで10作品が劇場公開にこぎつけました。多くのクリエーターを輩出していることは感慨深い。多くの作品が生まれることに役者としてうれしく思います」と話した。

今作については「40代の女性が主人公という、現在の作品としては珍しい設定に出会えたことはうれしい。熊切監督とは22年ぶりで、一緒に手をつないで登っていった感じです」。共演者として、竹原ピストル、オダギリジョー、風吹ジュンらが出演することも発表された。

今回は、監督部門賞を受賞した竹中貞人氏の「16小節の旅の始まり」がグランプリを受賞。脚本部門で、市川悠輔氏の「風よふけ、僕らの熱い涙を」、監督部門で、ペドロ・コヤンテス氏の「コンビニ」が審査員特別賞を受賞した。