今年の1月に米ネバダ州リノ近郊の自宅で除雪中の事故で30カ所以上骨折する重傷を負った米俳優ジェレミー・レナー(52)が26日、下肢への負担を軽減した状態で歩行トレーニングが可能になる特別なリハビリ用マシン「反重力トレッドミル」を用いて歩行する動画を公開した。「私の体が自分の意志で回復できるよう、他のことを見つけて時間を使わないと」とつづっている。
巨大除雪車にひかれて鈍的胸部外傷と整形外科的損傷を負って手術を受けたレナーは、現在は自宅でリハビリ療養を続づけている。回復の状況を度々SNSに投稿しているレナーだが、歩く姿を公開したのはこれが初めて。短い動画だが、マシンの中で足をゆっくり動かして歩いていることが確認でき、動画を見たファンからは「驚異の回復」「頑張って」と多くの応援メッセージが寄せられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)