細野晴臣(75)が3日、インスタグラムのストーリーズを更新。がんで闘病中だったイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の盟友坂本龍一さん(さかもと・りゅういち、本名同じ)が、3月28日に71歳で亡くなったと前日2日に発表されたことを受けて「知らせはいつも不意に訪れる 言葉にはできません」と、沈痛な思いをつづった。

細野は東京のラジオ局インターエフエムの番組「Daisy Holiday!」(日曜深夜1時)でパーソナリティーを務めているが、2日放送回は、1月11日に70歳で亡くなったもう1人のYMOの盟友・高橋幸宏さんとのトークを再編集したものを放送。その1曲目には、1983年(昭58)にリリースした、YMO11枚目のシングル「Be a Superman」を選んだが、決めた日は坂本さんが亡くなった3月28日だったという。

細野は「今回の手作りデイジー 何も知らずに作ってました インスタ・ストーリーズも含めYMOの回になったのは偶然です でも何かを感じていたのかもしれない Be A Supermanを1曲めに決めたのは28日でした 楽しくも苦しい時代を思い出していました 知らせはいつも不意に訪れる 言葉にはできません」とつづった。

坂本さんの死を知らずに、その当日に「Be a Superman」を流すと決め、放送前に坂本さんの訃報が流れたことに、細野は複雑な心情を吐露した。