井ノ原快彦が主演するテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season6」(水曜午後9時)の第3話が19日に放送され、平均世帯視聴率が10・6%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・0%だった。

前回の世帯は8・8%、個人は4・9%。

18年にスタートした人気シリーズの第6弾。井ノ原演じる特捜班主任の浅輪直樹を中心に、個性派刑事が難事件解決に挑む。

◆第3話のあらすじ

ドキュメンタリー動画制作会社のディレクター・本条美緒(水崎綾女)が自宅寝室で死んでいるのが見つかった。浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班が臨場したところ、室内には争った形跡があり、何者かともみあいになった末、室内にあった三脚で殴られたものと思われた。

夫の悠太(鈴之助)は事件当日の朝、急いで出かける美緒を見送ったあと、近所のスーパーに買い物に行ったが、それ以外は自宅にいたという。美緒は悠太が不在の間に帰宅し、侵入した何者かに寝室で殺されたのだろうか。直樹は現場から破られた不妊治療の同意書を発見するが、悠太に確認したところ、なぜ破れているのか覚えていないと言葉を濁す。

美緒の勤務先を訪ねた直樹は、彼女が生前、悪質商法や特殊詐欺などかなり危険な取材をしており、個人的に追っていたネタがあるとつかむ。それがどうやら同じ不妊治療クリニックに通う“妊活仲間”川崎留美(沢井美優)とその夫、斗真(古澤蓮)に関することらしいと発覚する。いったい美緒は、夫婦の何を探っていたのか。