SixTONESが21日、初の東京ドーム単独公演を開幕した。12年のドラマ共演から11年。時には困難や挫折も経験した6人が、20年のデビューから3年で大舞台に立った。
感謝や感慨をかみしめ涙する一幕もありつつ、“らしさ”を存分に発揮。ファン5万5000人を魅了した。
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アンコールのラスト「彗星の空」で、ジェシー(26)が涙した。ライブ前半では「今日は来ていただいてドーム(どうも)ありがとうございます」とギャグでファンを笑わせたムードメーカーが、珍しく感極まった。他の5人はジェシーを囲み、身を寄せ合った。田中樹(27)は優しくほほ笑み、京本大我(28)はうれしそうに小刻みにジャンプした。ジェシーは「最高です。ちょっとグッと来てしまいました」と照れ笑いし、大歓声を浴びた。
6人は12年のドラマ「私立バカレア高校」で共演したが、その後しばらくはバラバラに活動。当時ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏に「この6人でやりたい」などと直談判し、15年5月、正式に結成した。松村北斗(27)は「10年前から変わったよな。成長したよな、俺ら。エモくなっちゃうよな」と笑い、京本も「すごいよ。長いよね」としみじみ話した。
過去にはジャニーズ退所を考えていたメンバーも少なくなかった。ジェシーは「本当に、ほぼみんなが辞める気でいたと思う。でも僕はこいつらとやりたいと思って。本当はジャニーさんに見ていただきたかったですけど、多分上から見てくれている」と述懐。高地優吾(29)は「何回も芸能界から退こうかなって思う時もあったけど、ジェシーが『大丈夫だよ』って言ってくれた。根拠のない自信があって、6人の心が折れなかったっていうのが大きかったかもしれない」と感慨を込めた。
20年1月に念願のデビューを果たした。独特の世界観を築き、やんちゃな雰囲気でジャニーズの中でも異彩を放つ、アーティスト性の高い若手人気グループだ。森本慎太郎(25)は「やっとここまで来て、次に向けて足を止めないで進んでいきたいという思いがすごく強くなりました。いつかプロ野球12球団の本拠地を全部回ってみたい!」とぶち上げ、高地は「WBCの侍ジャパンみたいに国民全員が応援してくれるようなグループになりたい!」と誓った。【横山慧】
◆SixTONES(ストーンズ) 12年のドラマ「私立バカレア高校」に出演したメンバー6人で、15年5月に正式に結成。「ストーン=原石」と「トーン=音」にちなみ、6人それぞれの個性を出せるようにと「音の6原色」という意味合いで名付けられた。20年1月にX JAPANのYOSHIKIが作詞・作曲した「Imitation Rain」でSnow Manと同時デビュー。
<SixTONESのあゆみ>
▼15年5月 12年のドラマ「私立バカレア高校」に出演したメンバー6人で正式に結成
▼19年8月 ジャニーズJr.の東京ドーム公演で、Snow Manとの同時CDデビューを発表
▼20年1月 シングル「Imitation Rain」でSnow Manと同時デビュー
▼同12月 「NHK紅白歌合戦」に初出場
▼21年1月 ファーストアルバム「1ST」リリース
▼同3月 公演の中止、延期を繰り返しながらもコロナ禍後初の有観客ライブツアー(一部は無観客配信)を開催
▼同12月 ニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」メインパーソナリティー。前年はKis-My-Ft2とともに務めたがこの年から単独に
▼22年12月 「NHK紅白歌合戦」3年連続出場。初のトップバッターを務めた
▼23年1月 初の東京ドーム公演開催を発表



