桐谷健太が主演するテレビ朝日系ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9時)の第6話が18日に放送され、平均世帯視聴率が8・2%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・7%だった。

前週の世帯は7・4%、個人は4・1%。

「出世」「結婚」「手柄」など人間味たっぷりの願望を抱えた元体育教師の刑事、仲井戸豪太(桐谷)が、周囲とぶつかり合いながら事件解決に向け奮闘するサスペンスコメディー。刑事、検事、裁判官と異なる立場や経歴の人物たちが対立しながら交わっていく姿を描く。脚本は福田靖氏。

◆第6話のあらすじ

横浜みなとみらい署強行犯係の豪太は、検事の二階堂俊介(北村有起哉)から無銭飲食強盗事件の追加捜査を命じられ、てんてこ舞い。そのさなかに、高架下の広場で矢口久志(舟津大地)という男がケンカの末に暴行を受ける事件が起こる。加害者の男は、止めに入ったホームレスを突き飛ばして逃走。強行犯係の面々は覚醒剤の売買をめぐるトラブルだとにらむが…。

なんと、早々に捜査は暗礁に乗り上げてしまう。ホームレスは加害者の顔までは覚えておらず、さらに矢口も面識のない人間とケンカになったと証言したきり、黙秘に転じてしまった。そんな中、110番通報した近隣住民が、制服姿の女子中学生が一部始終を目撃していたと証言。目撃者候補の中学生たちへの聞き込みを開始した強行犯係の原口奈々美(岡崎紗絵)と岸本凛(長井短)は、なぜか警察官を拒絶するような態度を取る生徒・松原未央(北里琉)のことが引っかかる。

未央は何か理由があって、本当のことを言っていないのではないか。そう考えた奈々美と凛は後日、未央にもう1度話を聞きに行く。しかし、未央は「話したくありません」と言って背を向ける。