中国に拠点を置き、中国の大学に留学すると発表している小島瑠璃子(29)を先日、取材した。東京・角川シネマ有楽町で開催中の映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」初日舞台あいさつに登壇し、デビュー時から14年所属した芸能事務所ホリプロを退所後、また「文春オンライン」で2歳下の会社経営者との結婚を報じられて以来、初の公の場となった。その時の発言にあった、中国留学を決めた北京での出来事が印象的だった。
多くの報道陣が詰めかけ「メディアの前には半年以上前なので、フラッシュにびっくりしてるんですけど。ご無沙汰しております」と笑顔で話し始め、流ちょうな中国語でもあいさつ。ともに登壇した竹内監督からも「すごくうまくなりましたね! 3年前に一緒に仕事していたときはこんなにうまくなるとは」と絶賛された。
大学への留学は小島にとっては「転職」だとした。「私29歳で小学校からの同級生と話していても、自分のライフプランのことを考えたり、結婚するのかな、子ども産むのかなって考えたりとか、そういう年齢。15歳から芸能界にいたんですけど、もれなく考えるようになって。芸能界に守られて育ってきたんだと思って、自分には何が出来て何が出来ないかを知らないとと思った」という。
中でも中国を拠点に置く理由については、友人に中国語のレッスンを誘われて魅力を感じたことがきっかけといい「北京に5日間、知らないおばあちゃんの家にホームステイしてみた」と明かした。
「生活全部が違って、浴槽が無くて、トイレのウォシュレット用かと思ったら、それがシャワーで。そのおばあちゃんが片言なのに私にすごく良くしてくれて、あったかくて。中国語を覚えて、もっとそのおばあちゃんと話してみたい。どんどん勉強してみたくなって、その思いがピークに達したときに“中国に住みたい”と思うようになった」と、日本での芸能活動に区切りを付けてでも行く決意を明かした。
ホームステイの最後には「ウォシュレット用だと思っていたシャワーも慣れて、鼻歌を歌いながら使っていた」といい、ホームステイ先のおばあさんには「あなたは私の孫」と言われ、最後は本当に寂しかったという。
今後は中国の大学の留学生用コースで「まず、バリバリ勉強したい」と意欲。結婚報道にも自ら切り出し「夫も応援をしてくれているので、お互いに行ったり来たりしながら、結婚生活しながら、中国でのトライを。自分のキャリアはまっしぐらに頑張りつつ、結婚もやってみようかなと思いました」と意気込んだ。
日本での芸能活動をセーブしての留学に、最後まで出発日や期間などには触れなかったが、記念撮影で竹内監督から「久々のフラッシュはどうですか?」と聞かれると「私これに快感とかはないな」と即答。「中途半端に芸能を続けていたら何も分からない。私が全部いったん終わりにして行かないと見えない中国が見たい」とも伝えていた。
自分で決めたタイミングで芸能活動にひと区切りを付け、第二のチャレンジに挑戦することに迷いはないように感じた。【加藤理沙】



