King&Princeが22日、5人体制ラストデーを迎えた。デビューからまる5年。リーダー岸優太(27)を皮切りに、全メンバーが会員制サイト「ジャニーズウェブ」のブログでファンへの感謝などを伝え“そろい踏み”した。この日をもって平野紫耀(26)神宮寺勇太(25)と岸が脱退。今日23日からは永瀬廉(24)高橋海人(24)の2人体制がスタートする。

<今後の5人>

King&Princeとして活動してきた5人が、今日23日から別々の道へと歩き出す。平野と神宮寺は同22日ジャニーズ事務所を退所し、岸は以前から決まっていた主演映画「Gメン」の公開に伴う仕事などがあるため、9月30日をもって退所する。

3人ともデビュー以前から人気の売れっ子で、常に多忙な日々を駆け抜けてきた。グループとしての音楽活動以外にも、ドラマ、舞台、映画などの仕事に誠心誠意臨んできた。親しい関係者によると退所後は当面の間休養し、充電期間を経てそれぞれソロで活動していく見込みだという。

3人の中でも特に平野は海外進出への思いが強く、海外での生活なども視野に入れた準備も進めていくとみられる。活動にあたっては、21年3月にグループを脱退、退所して海外滞在経験もある元メンバーの岩橋玄樹(26)らとも連携していく可能性がある。

一方、ジャニーズ事務所に残った永瀬と高橋は2人でグループを存続させていく。テレビ局関係者によると、2人体制での音楽活動のめども立っており、既に出演が決まっている音楽番組もあるという。

3人の脱退発表直前の昨年10月まで行っていた全国ツアー以来、「NHK紅白歌合戦」などの音楽番組をのぞいて観客の前でパフォーマンスする機会はなかった。発表当時、永瀬は「何よりファンの皆様をこれからもずっと大切にしたい」、高橋も「応援してくださっている皆様がいるからこそ、この世界で生きることができます」と話していた。今後はファンと直接顔を合わせたりコミュニケーションをとる機会も徐々に再開していくとみられる。