女優若村麻由美(56)が24日、フジテレビ系7月期の連続ドラマ「この素晴らしき世界」(木曜午後10時)の公式ツイッターを投じて、コメントを発表した。

「このたび、スタッフとキャストの皆さんが熱い思いで準備していた作品に参加させていただくことになりました。

準備期間が少なく不安に思っている部分もありましたが、皆さんが大変温かく迎え入れてくださったので勇気を持って臨みます。

早速、“すばせか”の台本を読ませていただきました。

子育ても落ち着きこれからの人生を考えていた主婦が、大女優の失踪事件に巻き込まれていく面白さ、そして戸惑いながらも、未知なるエンターテインメントの裏側を体験していくという、不思議の国のアリスが不思議の国に入っていくような感じでしょうか。

私は、まったく違う環境で生まれ育ち暮らしてきた女性、主婦・妙子と、女優・絹代の二役を演じさせていただくのですが、ただの二役ではなく、絹代になりすました妙子を演じる面白さもあります。

妙子の心の中に眠っていた何かが目覚めていく過程や、自分の現実の幸せに気づいていくところも共感していただけるのではないでしょうか。

木村佳乃さん、沢村一樹さん、マキタスポーツさんとは初共演となりますが、私の力不足な部分を助けていただける素晴らしい方ばかり。

木村さんからは『何か困ったことがあったら何でも言ってください!』と声をかけていただき、とても心強いです。

『この素晴らしき世界』は、ワクワクするような面白いドラマになります!

スタッフ、キャストの皆さんと力をあわせて全力で完走したいと思いますので、最終回まで応援していただけるとうれしいです」

若村は18日、体調不良で降板していた主演の鈴木京香(54)に代わり、代役主演が決定した。若村は03年の同局系「夜桜お染」以来20年ぶりに地上波連続ドラマの主演を務める。

同作は平凡な主婦と大女優という正反対の2役を演じ分ける“なりすましコメディー”。若村は主人公・浜岡妙子/若菜絹代を演じる。同局は、放送スタート時期などの詳細は決まり次第、随時発表するとしている。