Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第3話が25日に放送され、平均世帯視聴率が3・2%(関東地区速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から2・9%、3・0%だった。

平均個人視聴率は1・7%で、第1話から1・5%、1・7%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる元欅坂46長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。

今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第3話あらすじ

八重とのウソ婚生活をスタートさせた匠は、約半年にわたる壮大な計画を前に、改めて八重にミッションを説明。今回のウソ婚計画の発端となった、二木谷(鶴見辰吾)の誕生日パーティーに夫婦で出席するべく、妻として恥ずかしくないマナーを身につけるよう指示する。さらに、かつて渡しそびれた結婚指輪をおもむろに取り出し、夫婦の証しとして八重に手渡すと、それを受け取った八重は…。

迎えたパーティー当日、八重は匠が用意したドレスを身にまとい、パーティー会場へ。言われたとおり、マナーや立ち居振る舞いを徹底的に練習したが、それでも慣れない社交場を前に緊張はピークに。しかし、匠のある言葉に背中を押された八重は、匠のエスコートで、ウソの夫婦として1歩を踏み出す。

案の定、会場では、それまで決して表舞台に出てこなかった匠の妻が姿を見せたとあって、いやが上にも八重に注目が集まる。しかも、容姿端麗な匠に対して八重があまりに素朴なことから、女性客の視線はどこか冷ややか。とりわけ、二木谷の娘で二木谷ホールディングス専務取締役のレミ(トリンドル玲奈)は、早速八重に敵意を抱く。反対に、匠の仕事仲間でガーデンデザイナーの進藤(渡辺翔太)は、無邪気な笑顔で八重に歩み寄る。