先日、広瀬アリス(28)主演のTBS系連続ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(火曜午後10時)に優等生・沢島真凛役で出演中の女優飯沼愛(20)を取材した。一役注目を浴びた、7月期の同局系連続ドラマ日曜劇場「VIVANT」について、「すごかったんです」を連呼する姿が印象的だった。
飯沼は21年に「TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_」で全国9000人の中から10人に選ばれ、その後の3カ月にわたる演技バトルでグランプリ獲得。同局深夜枠「よるおびドラマ」第1弾「この恋はフィクションです」に主演で初出演した。2年前の初ドラマ出演から成長を感じているといい「セリフを覚えて、自分のことでいっぱいだったのが、2年たって少しは余裕が出てきました」と笑顔を見せた。
「VIVANT」は「半沢直樹」など、数々の大ヒットドラマを手掛けた福澤克雄氏の企画・監督最新作で、日曜劇場史上最も豪華な主要キャストが集結していた。飯沼は丸菱商事に勤めながら、天才ハッカー“ブルーウォーカー”の顔を持つ太田梨歩を熱演した。「VIVANT」では笑顔がなく、パソコンを前に真剣な表情でハッキングする姿が印象的だったが、取材では終始、笑顔でうれしそうに撮影を振り返った。日曜劇場が飯沼にとっていかに貴重な経験だったか感じ取れた。
「どの方の背中を見ても学ぶことしかなかったというか。すごかったですね…贅沢で学んだことがありすぎて、すごすぎて。何なんですかね? 圧倒的だし、本当にすごくて。キャストの数も多かったので、いろんな型やお芝居の仕方、現場での振る舞い方があるなと思いましたね」
若手女優ならではの発見も多かった。「主演の堺雅人さんは一言一句きっちり台詞を覚えるんです。番組で『台本は神様の言葉だと思っているから、僕はなるべく一言一句かえたくない』とおっしゃっていて。俳優の元に届くものは何度も打ち合わせを重ねてきたものなので、確かにと思って勉強になりました」。
7月期の「マイ・セカンド-」では何事にも動じない優等生キャラ、沢島真凛を演じる。自身の見どころについて「シェアハウスのメンバーとの絡みが多いので、どう関わっていくのか見どころです。それぞれ個性が強いですけど、真凛ちゃんも負けていないので」と語る。父親役の安藤政信(48)とは初共演で「面白いですね。ふと休憩時間に入ったら散歩に行っていなくなっちゃったり(笑い)。でも、安藤さんの雰囲気が自分のイメージしたパパ像とリンクしてお芝居しやすかったです」。
ラブコメ出演は今回で3度目。今回は「大人数でのシーン」で成長させたいと明かす。
「今まで一人芝居が多かったんですけど、今回はシェアハウスだったり大人数のシーンが多いので、セリフがない間が難しかったりして、いかに自然に出来るのかがテーマ。頑張りどころだと思います」
「VIVANT」豪華共演者から学び、福澤克雄氏から、俳優として大事なことを学んだ飯沼から今期も目が離せない。【加藤理沙】



