蓮佛美沙子(32)が2日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた主演映画「女優は泣かない」(有働佳史監督)公開記念舞台あいさつで、初めて演じた女優役を「こんな下手な人いる? みたいなくらい、わざとらしくやれたのが楽しかった」と役作りを振り返った。お芝居が下手という設定だったため、下手に演じたわけだが、司会から自身の演技力が光ったから出来たと褒められると「(うまいなんて)言ってません! 言ってません! 大丈夫です」と猛烈に照れた。

「女優は泣かない」は、 CMディレクターで「面白南極料理人」「賭けからはじまるサヨナラの恋」など数々のドラマ作品の脚本・監督を手がけてきた有働佳史監督(39)が自ら脚本も手がけ、故郷の熊本・荒尾を舞台に長編映画初監督に挑んだヒューマンコメディー。蓮佛は、スキャンダルで女優の仕事を失った主人公の園田梨枝を演じた。蓮佛は、女優役を演じるのは「初だと思います」と即答。役作りについては「職業に特別、意識したことがなくて、人間そのものの不器用さ…とげの生えた柴犬のような子だと思った。愛くるしい女性なのに環境などで、とげが生えているのかな? いろいろな人と出会う中で、とげが抜けていく過程を意識して、やりましたね」と振り返った。そして「本当はワシャワシャしたくなるような、かわいいい子なのに、私の事、分かってくれないと武装している…やったことないので、やりがいがあった」と演じた喜びを口にした。

舞台あいさつには、梨枝の同級生のタクシー運転手・猿渡拓郎役の上川周作(30)、梨枝の弟勇治を演じたM! LKの吉田仁人(23)、田所公平役を演じ、主題歌「注意 feat.橋本絵莉子」を担当した在日ファンクの浜野謙太(42)も登壇した。