俳優西島秀俊(52)が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(日曜午後9時)第6話が18日、放送され、平均世帯視聴率が10・8%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・5%だった。

同ドラマは「凪のお暇」「妻、小学生になる。」などを手がけた、大島里美氏が初めて同枠で脚本を担当するオリジナルストーリー。天才指揮者だったが、ある事件がきっかけで家族も音楽も失った父親と、父を拒絶し音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻す、不器用な父と素直になれない娘の親子の物語。西島演じる才能ある指揮者、夏目の娘役で初共演する芦田愛菜(19)は11年放送「南極大陸」以来の同枠出演となる。

第6話では、あおぞらホールの閉館が2月末から2月末に繰り上げになった。おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないと言う。

練習場所も失ってしまい、ちゃんとした舞台もないまま、解散することになってしまう晴見フィル。落ち込む団員たちに小村(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりで、ゲリラ的に、最後のコンサートを開いてはどうかと提案。古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていく。

「さよならコンサート」に向けて進めていく中で、俊平(西島秀俊)は近藤(津田寛治)のひそかな夢を知る。さらに、瑠李(新木優子)の知られざる素顔に気がつく。

そんな時、響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される。