アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)で、主人公まる子(さくらももこ)の「お姉ちゃん」(さくらさきこ)の2代目声優を務める豊嶋真千子が25日までにX(旧ツイッター)を更新。4日に63歳で急死した声優TARAKOさんをしのんだ。

24日はTARAKOさんがまる子役を務めた最後の放送となり、「みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル」のタイトルで放送された。ラインアップは「『ぜんぜん知らない親せきの人』の巻」「『さくら家に謎の影!?奴の名はG』の巻」「『たまちゃんのゆううつ』の巻」「『まる子、水の味がわかる?』の巻」の4本立て。「『まる子、水の味がわかる?』の巻」はTARAKOさんが出演した最後の新作となった。

豊嶋は「『#ちびまる子ちゃん』1時間スペシャル、ご視聴下さったみなさま、ありがとうございます!!」と感謝し、この日放送された台本の写真をアップ。「大好きなエンディング曲、懐かしくて思わず涙 TARAKOさんの温かくて元気な声を耳と心に焼き付けました」とつづり、「TARAKOさんも観ていたかな」と思いをはせた。

この日の放送はTARAKOさんと番組の歴史を振り返るように、この日の番組オープニングは渡辺満里奈の「うれしい予感」が使用された。95年1月8日から96年5月26日まで使用されていた。作詞はさくらももこさん、作曲は大瀧詠一さん。また、エンディングの「アララの呪文」は2004年7月4日から12年3月25日まで使用されていた。作詞は同じくさくらももこさん、作曲は岡本真夜、歌はTARAKOさんと爆笑問題(爆チュー問題)が担当した。さらにナレーションはキートン山田、お姉ちゃんの初代声優で16年に亡くなった水谷優子さんが務めた回もあった。