17日に公開された、窪塚洋介(46)と松田龍平(42)ダブルの主演映画「次元を超える」の豊田利晃監督(56)が、スペインで開催中のシッチェス・カタロニア映画祭のニュービジョン部門で、日本人監督として初の監督賞を受賞した。

同監督は「『次元を超える』は観客に映画の答えを委ねる。そんな映画がシッチェスの皆さまに受け入れられたことをうれしく思い、感謝しています。グラシアス、シッチェス!」と喜んだ。

「次元を超える」は、豊田監督にとって、18年「泣き虫しょったんの奇跡」以来7年ぶりの長編フィクション作品で、窪塚は孤高の修行者・山中狼介、松田は謎の暗殺者・新野風を演じた。2人は同監督の20年「破壊の日」以来の共演。

シッチェス・カタロニア映画祭は、ホラー、ファンタジー、SFといったジャンル作品に特化した国際映画祭。ニュービジョン部門は、新しい映画体験、実験性、形式の革新を重視するセクションとして位置づけられている。

◆「次元を超える」 孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の彼女・野々花(芋生悠)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野はホラ貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙(たいじ)する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙にたどり着いた、彼らが見たものとは?