元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。27日(日本時間28日)に行われたロッキーズ戦に二刀流で出場し、投手として5勝目をあげたドジャース大谷翔平投手(31)が、いつもより感情的な様子をみせたことについて、その背景を独自分析した。

大谷は28日の試合で、打者として第1打席で菅野智之投手(36)から9号先頭打者アーチを放ち、投手では6回ノーヒット投球だったが、4四球で制球が安定せず、いらだつ様子もみせた。番組では、この試合で大谷が投げた99球中、19回もキャッチャーの求める球種に首を振っていたというデータも紹介した。

一茂は「本人に聴いたわけではないけれど、キャッチャーとの息が合わないで首を振っているということ」とした上で、首を振る様子の大谷をとらえた映像で、大谷がカメラ目線で視線を頻繁に動かす様子が流れると「ピッチクロックの時間を見ているんですね。大丈夫かな、大丈夫かなと。ピッチクロックが導入された時は、こういうことってあまりなかったと思うが、今は肌感覚で分かっているので、何回くらい首を振るということも計算しながらやっている」と指摘。その上で「それにしても、キャッチャーが投げさせたいボールと、本人が投げたいボールが合っていないから首を振るというのが普通の考え方」と述べた。

その背景として、一茂は「今年は、ピッチャーとして非常にいいじゃないですか。だから本人の中で、フィジカルな部分でのイノベーションが肉体内で起きていて、自分はこのボールなんだけど、キャッチャーは今まで通りデータを重視してこのボールを投げさせたいというのと、開きが出ているんじゃねえかなと勝手に思うんですよね」と指摘。「やっぱり99球中19回、首を振るというのは、やっぱり異常な首振りなんで…例えば江川(卓)さんなんて、まったく首を振らないわけで」と往年の名投手との比較で言及した。

一茂は、大谷について「先週は、自分がガッツポーズをしてすごく喜んでいたというのがあったじゃないですか。今週は今週で、『怒りの大谷選手』が見られるって、この1週間の中で少し感情的な部分で、珍しく起伏が」と指摘。「でも起伏があるけれど、成績はしっかり残している。これはやっぱり、彼の超一流の上のところの人なんですけれど」とうなり、「また来週楽しみですね。どうなるのか」とも口にした。