歌手田原俊彦(65)の通算82枚目となるシングル「ナニコレ最高!!!」発売記念イベントを取材した。

思い返せば、おじさん記者がまだ小学生だった80年に「哀愁でいと」でデビュー。当時好きだった女子がトシちゃんのファンで、「悲しみ2ヤング」を聴くと今でもその子を思い出す。

まあ、そんな話はいいとして、トシちゃんは“希代のエンターテイナー”だと思う。

そのエンターテイナーぶりとサービス精神は、意外なところでも分かった。同会見での恒例行事は写真撮影時の“足上げ”だ。65歳とは思えない足の上がり方にリポーターが「昨年より足が上がっている!」とすると、「ちゃんとストレッチをしてきたから!」とにっこり。普段はコンサート前に行うストレッチを、この会見のために前倒しで行ったことを明かしたのだった。

新曲のタイトルも「ふざけたタイトルだよね!」と自虐ネタで紹介。「20代のタイトル」とすると、「『ナニコレ最低!!!』にならないように!」と“見出し”になりそうなワードの提供も忘れない。

日刊スポーツにも自称“トシちゃん”がいるが、本家トシちゃんとともにおじさん記者よりも年上だ。だが、ともにとんでもないパワーの持ち主だ。おじさん記者には、そもそもそこまでの存在感はないが、まだまだ頑張らないと。そんなことを思った取材となった。【川田和博】