米俳優ジョニー・デップ(63)が、23日に米サンディエゴで開催されたサンディエゴ・コミコンのステージにサプライズ登場し、トランプ米大政権の関税をネタにしたジョークを披露して会場を盛り上げた。

2016年に離婚した元妻で女優のアンバー・ハードへのDV疑惑と泥沼裁判の影響でハリウッドの第一線から遠ざかっていたデップは、メジャー作品への復帰作となる「クリスマス・キャロル/3人のゴーストたち」で演じる主人公エベネーザ・スクルージ役に扮してファンの前に姿を見せた。

デップが同コミコンに登場するのは、映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(2018年)以来およそ8年ぶりで、特殊メイクと黒いマントにシルクハットをかぶった姿で役になりきって「戻って来られてうれしい」と復帰を喜んだ。

さらに映画のセットを再現して作られた主人公が経営するスクルージ&マーレイ商会の門に飾られた装飾を引きちぎり、「自分の敷地内にあるものだ。それに対して税金を払っているんだろ?誰もが払わないといけないから、門に関税をかけている」とジョークを飛ばして会場を笑いの渦に巻き込む場面もあった。

デップは2016年にもトランプ大統領を「わがままな子ども」と呼んで非難したことがあるほか、翌年に出演した音楽祭では「俳優が大統領を最後に暗殺したのはいつだった?」と発言して物議を醸したこともある。(千歳香奈子)