女優のん(33)が、米軍による原爆投下から81年となる8月6日を迎え、Xを更新。黙祷を捧げ、思いをつづった。

1945年8月6日午前8時15分、米軍が広島に原爆を投下し、市内にいた市民約35万人のうち約14万人が同年末までに死亡。長崎には1945年8月9日午前11時2分に投下され、当時の推定人口24万人のうち7万4000人近くが同年末までに亡くなった。多くの被爆者がその後も病気や不安に苦し見続けている。

のんは8時15分過ぎにXを更新し「黙祷させていただきました」と報告。「自分が日々、仕事に没頭したりご飯を食べたり、何か楽しみを見つけたりして生きていることを噛み締めます」と思いをつづった。

続けて「今年も各地の映画館で『この世界の片隅に』が上映されるとうかがっています」と、主演を務めたアニメ映画のリバイバル上映にも言及。「身の引き締まる思いです」とつづった。

「この世界の片隅に」は、こうの史代氏の同名漫画を原作に、片渕監督が脚本を手がけた長編アニメーション映画。戦時下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いて生きる、のんが演じた北條(旧姓浦野)すずを描いた。16年に63館で公開したが、戦時中が舞台ながら、かけがえのない日常とその中で紡がれる小さな幸せが共感と感動を呼び、累計484館に公開は拡大。興行収入27億円、動員210万人を記録。日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位など、国内の映画賞を次々と受賞した。