秋元康氏プロデュースの昭和歌謡グループMATSURIが8日、名古屋市のNiterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで、2回目となる全国単独コンサートツアー「MATSURI 2ndコンサートツアー~歌う門には福来る~」をスタートさせた。
アーティスト名でもある「祭り」をテーマに、お祭りのような盛り上がりで日本各地を元気にする、「~歌う門には福来る~」というツアータイトルの通り、コンサート会場に来るファンを全員笑顔にするという二つの思いを込めた。デビュー曲の「アヴァンチュール中目黒」や「アガベの花」に、「東京ブギウギ」「お嫁サンバ」などの昭和歌謡曲も絡め、真夏の名古屋の暑さを吹き飛ばす全22曲のパフォーマンス。手首の手術を行ったばかりの渡辺真も左腕を固定したまま声援に応えた。
公演では10月14日発売となる3枚目のシングル「恋の中央線」を初披露した。実はこの曲、秋元氏がプロデュースするアーティストでは、史上初の“秋元氏が作詞していない表題曲”という。当初、表題曲は「ライ ライ ライ」の予定だったが、秋元氏が「恋の中央線」にインパクトを受け、「この曲で勝負しよう」と決断。表題曲が入れ替わったとあって、柳田優樹が「衝撃でした。見捨てられたのかなって」と話せば、渡辺も「『ライ ライ ライ』のミュージックビデオを撮った後で、ジャケ写も撮ってたしね」と衝撃を受けたことを明かした。
それでも、初パフォーマンスの後のMCで松岡卓弥は「皆さん、どうでした? 1回で耳に入ったはず」と、「中央線♪中央線♪」という歌詞がやみつきになりそうな楽曲に自信を見せると、柳田も「今年はこれでバズりたい。紅白に行きたい」と期待。公演のラストでもう一度披露し、2時間のステージを締めくくった。
ツアーは前回より会場、動員数ともに2倍の規模となった。愛知公演を皮切りに、12月6日の東京公演まで全国10都市20公演を回り、ツアー総動員約2万人を見込む。
橋爪健二は「ファーストツアーを経てセカンドツアーの初日を切れた。紛れもなく皆さんがいてくれたから。みんなと一緒にお祭り騒ぎで思い出を作りたい」とファンに感謝。公演前の取材で「ひとりでも多く、一生の思い出に残るライブになったと思えるライブにしたい」と意気込んでいた鈴木渉は「ファーストツアー初日は恐怖心しかなかったですけど、今日はワクワクして迎えることができた」とファンに成長の姿を見せられたことを喜んだ。
一方、公演の演出と構成を担当した小野寺翼は「令和8年8月8日というとんでもない縁起のいい日にツアーをスタートとして、3rdシングルも発表できて良かった。演出と構成をさせてもらって夢がかなった。皆さんが楽しんでいる顔を見られて、一生懸命考えて良かったと心の底から思いました」と安堵(あんど)の表情を見せていた。



