元テレビ朝日社員の玉川徹氏は11日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。この日の放送で、恒例のパネル企画に生登場した日大前理事長で作家の林真理子氏に「バッシングされた時の対応策」についてアドバイスを求める場面があった。
この日の放送では、最新刊「80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間」(幻冬舎新書)が、今年5月27日の発売以降21万部を売り上げ、話題になっている林氏をゲストに、「70代をどう生きるか」をテーマにしながら出演者がさまざまなトークを展開した。
その中で、林氏が2022年に母校・日大の理事長に就任後、アメフト部の違法薬物事件が発覚し、林氏が理事長として矢面に立ちメディアの説明を行ったことが話題になった。番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「(林氏は)バッシングを受け、毎日自宅の前にカメラマンの列ができ、気持ち的にはストレスがたまる状況ではあった」と説明した上で、「当時の日大の総務部長から、『理事長、今は大変ですけど、どうせ本にするんでしょ。テレビドラマ化するとき、僕の役は唐沢寿明でお願いします」と言ってくれ、『じゃあ私は天海祐希ね』と。そういう冗談のやりとりができるような感じをこの総務部長さんがつくってくれた。その時、つらくても大抵のことは生きていればいつかは解決できるという思考の転換が、大事なんだと気付いたということですね」と、林氏が説く「思考の転換」の必要性に触れた。
これを受け、林氏は「玉川さんにもいろいろ厳しいご指摘をいろいろいただきましたし」と、当時の「モーニングショー」で林氏の対応について批評していた玉川氏に言及。玉川氏が爆笑する中、林氏は「ホテルに入って、みなさんからの非難もしっかり見た。日大を立て直さないと、私がここに来た価値がない。何とかそれをやってから辞めようと思った」と当時の心境を振り返った。
玉川氏は「そっか-。この番組とか、見られていたんですね」と語りかけると、林氏は「見ていましたよ」と即答。「いちばん頭にきたのは、ずいぶん情報が錯綜(さくそう)していて、これは違うんじゃないかということがずいぶん出てきた」と明かし、「一生に1度、あれだけの非難と悪意にまみれますと、人間は強くなる。これが私の70代を変えたんじゃないかと。みなさんのおかげで、とても強くなったんじゃないかと思います」と、皮肉を交えながら答えた。
すると玉川氏は、「そういう(林氏を当時批評していた)私が、お聞きしてもいいかどうか。ぼくも結構バッシングが多いタイプなんですけど、どうすればいいですか」とアドバイスを求めた。
これに林氏は「私は(作家)デビュー40周年なんですが、その間いろんなことがありましたが、人はすぐに忘れる。きちんと仕事をしてきちんと生きていけば、人は認めてくれる。いくらがバッシングされても、本物は残ると私は思っているので、何も怖いことはない。落ち込んだ時、谷があればまた山も高いわけですから」などと応じた。
林氏はまた、当時について「日大の方で、ホテルに入ってくださいと言われた。どうせビジネスホテルでしょ、私は嫌だよ、みじめな時ほどぜいたくしてやると言って、超一流ホテルのいい部屋を取った。そこで(情報番組を)見たから、オッケーだった。このホテルに泊まれる私が見てやるぞ、という感じですかね」と振り返った。
玉川氏は「参考のために、どれくらいの一流ホテルなら乗り越えられますかね。僕の場合」と質問。ここで、羽鳥に「あまり具体的には言わない方がいいです」とストップをかけられた林氏だったが、「東京で超一流と言われているホテルです」と応じていた。



