「2010神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)が19日、東京・神宮球場や国立競技場などで開催された。国立のスペシャルゲストとして登場した近藤真彦(46)は、デビュー30周年の歴史をも証明するヒット曲連発のステージで、観客を魅了した。31回目の夏の風物詩には、4会場と周辺に約18万人が駆けつけ、1万2000発の花火と音楽の響宴に酔いしれた。

 「ある意味、ここはアウェーだね」と迎えた花火大会だった。「お客さんの半分以上が花火を見に来て、それにコンサートがついてくる感じでしょ。日本武道館公演は100%オレのファンだからホーム。そういう意味では、今回は緊張感ややりがいを感じるね。チャレンジだよ、これも」。

 オープニングの「Made

 in

 Japan」から新曲「恋

 ざんばら」まで計13曲。パワフルに、時にしっとりと。マッチは変幻自在な大人の魅力で、観客をくぎ付けにした。

 [2010年8月20日6時3分]ソーシャルブックマーク