広島市は22日、現代美術で平和に貢献した芸術家に授与する第8回ヒロシマ賞にニューヨーク在住のオノ・ヨーコさん(77)を選んだと発表した。来年夏に広島市で授賞式と記念展を開く。

 オノさんは元ビートルズのメンバー、故ジョン・レノンさんの妻。絵画やパフォーマンスなど幅広い芸術活動のほか、積極的な平和活動でも知られ、2005年と今年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で核廃絶を求めるスピーチを行った。

 オノさんは広島市を通じて「ヒロシマとナガサキの悲劇は人間が自らつくり出したもので、その根源を断ち切る英知も私たちは持っている。英知の力で世界を救いましょう」とのコメントを寄せた。

 ヒロシマ賞は3年に1度選出。これまでデザイナーの三宅一生氏や、中国出身の芸術家蔡国強氏らが受賞している。

 [2010年10月22日23時58分]ソーシャルブックマーク