6日に開催された「日刊スポーツ主催

 2011神宮外苑花火大会」で、陸上界のスーパースター、ウサイン・ボルトが持つ男子100メートル世界記録の9秒58にちなんだ958発のスペシャル花火が、都心の夜空に舞った。

 スポーツブランド、プーマがボルトを起用して展開するPRキャンペーンの一環で、ボルトのニックネーム「ライトニング(稲妻)・ボルト」をイメージした雷鳴のような花火や、母国ジャマイカの国旗と同じ黄色と緑のスターマイン花火が次々と打ち上げられると、観客席から大きな歓声があがった。ボルトのビデオメッセージも流れ、得意の「弓矢ポーズ」で仕掛け花火スタートを合図。神宮球場スタンドから9秒58の間に100発の仕掛け花火があがった。

 

 ボルトは、2009年の世界陸上ベルリン大会男子100メートルで9秒58という記録を出し、世界を驚かせた。8月27日に開幕する世界陸上韓国テグで、男子100メートル、同200メートル、同4×100メートルリレーに出場する予定で、今大会も世界記録更新が期待されている。