美空ひばりさんのヒット曲「港町十三番地」がイメージしたとされる京浜急行大師線「港町駅」(川崎市川崎区)で1日、等身大のひばりさんの姿を描いた歌碑の除幕式が行われ、ひばりさんの長男加藤和也氏ら関係者が参加した。

 歌碑は同駅のリニューアルに合わせ、駅改札前に設置。ひばりさんの手形や当時のレコードジャケットも描かれており、ボタンを押すと歌が流れる仕掛けもある。

 曲が発売された当時、駅前には発売元の日本コロムビアのレコード工場もあったことから、川崎市が音楽を通じた街づくりに取り組んでいる。リニューアルされた駅も、ホームや駅舎に音符が描かれるなど、音楽をイメージしたデザインとなった。

 [2013年3月1日11時19分]日刊スポーツのオススメ