茨城県警は13日、乗用車を運転中に速度超過し、出頭を求められたのに別人を身代わりにしたとして、道交法違反(速度超過)と犯人隠避教唆の疑いで、東京都日の出町のオートバイレーサー岩本匠生容疑者(27)を逮捕した。

逮捕容疑は、2022年9月11日深夜、茨城県石岡市染谷の常磐自動車道を、制限速度の100キロを超える速度で走行し、出頭させた別の男にうその説明をさせた疑い。県警は超過速度を「数十キロ」としている。

男は22年9月30日に出頭。その後、不審な点が見つかった。県警は13日、男と説明をすり合わせたとして犯人隠避の疑いで、岩本容疑者に車を貸していた住所不定、無職の保科めぐみ容疑者(27)も逮捕した。男の行方を追っている。(共同)