自民党の麻生太郎副総裁は22日、米国に向け、羽田空港を出発した。25日までの日程でニューヨークを訪問。滞在中、11月の米大統領選で返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領と会談する方向で調整している。日米では、米国第一主義を掲げるトランプ氏が当選した場合の「もしトラ」への対応が課題となっている。

麻生氏は、トランプ氏と蜜月関係を築いた故安倍晋三元首相の在任中に副総理兼財務相を務めた。1月にも訪米し、トランプ政権時代に駐日大使を務めたハガティ上院議員と面会。その後、トランプ氏は共和党候補指名を確実にした。(共同)