徳島市の阿波おどりは2日目の12日、街中での踊りが始まった。練習を重ねてきた有力な踊り手グループが市内各所で優雅な舞を披露。観光客らは「踊るあほう」を「見るあほう」になって祭りの雰囲気を楽しんだ。
午前10時ごろ、JR徳島駅前で約100人が「ヤットサー」のかけ声とともに踊り始めると、大勢の観光客が手拍子や写真撮影をして見入っていた。兵庫・加古川市から訪れた主婦井本和代さん(70)は「手足がぴしっとそろっていて驚いた。明るい表情に感動して涙が出そうになった」とほほえんだ。
阿波おどりは11日、選ばれた踊り手約600人による屋内ホールの演舞で幕を開けた。実行委員会は今年、市内中心部の川辺でくつろげる、5人一組で最大49万5000円の特等席「雅やび」を新たに設けた。(共同)

